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画像・動画生成AIおすすめと料金プラン比較(2026年10月時点)

#ビジネス

文・編集 La plus

画像・動画生成AI(Midjourney、Adobe Firefly、ChatGPT、Gemini、Canva、Veo、Runway、Kling)の料金プランを2026年10月時点で比較。商用利用の条件、ウォーターマーク、広告で使うときの注意点、用途別のおすすめまで解説します。

「バナーや広告動画をAIでつくれないか」というご相談が、ここ1年でとても増えました。ただ、画像・動画生成AIは入れ替わりが激しく、2026年4月にはOpenAIの動画生成サービス「Sora」が提供を終了するなど、半年前の比較記事がもう当てはまらないことも珍しくありません。この記事では、2026年10月5日時点で各社の公式ページを確認できた範囲で、ビジネスでよく使われる画像・動画生成AIの料金プラン、商用利用の条件、ウォーターマーク(透かし)の有無を整理しました。あわせて、広告に使うときに見落としやすい注意点と、用途別の選び方もまとめています。

ほかのAIと比べる → 目的別おすすめAI比較|料金プラン一覧(2026年版)

※料金・仕様は2026年10月5日に確認した内容です。生成AIの料金やプラン構成は頻繁に変わります。契約前には必ず各社の公式ページで最新情報をご確認ください。米ドル表記のサービスの日本円は、1ドル=150円で計算した参考値です(為替や税で実際の請求額は変わります)。

1. まず押さえたい、2026年の大きな変化

比較表に入る前に、ここ半年ほどで起きた変化を押さえておくと、古い情報に惑わされにくくなります。

  • OpenAIのSoraは提供終了:SoraのWeb版・アプリ版は2026年4月26日に、APIは2026年9月24日に提供を終了しました。現在、ChatGPTの有料プランでは動画生成はできません(画像生成は引き続き利用できます)。
  • Googleは動画モデルが増加:これまでの「Veo 3.1」に加えて、2026年5月に会話しながら動画をつくり・直せる「Gemini Omni Flash」が登場しました。どちらもGoogle AIプラン(Gemini)や動画制作ツール「Google Flow」から使えます。
  • Adobe Fireflyは“いろいろなAIの入口”に:Adobe自社モデルに加えて、GoogleのNano BananaやKling、Runwayなど他社モデルも同じ画面から選べるようになりました。ただし、他社モデルを使った場合は商用利用の考え方が変わる点に注意が必要です(後述)。
  • 「AIでつくった」ことを示す仕組みが標準に:OpenAI・Google・Adobeなどは、生成物に目に見えない電子透かし(SynthID)や来歴情報(C2PA/Content Credentials)を埋め込んでいます。広告媒体側も、AI生成の表示ルールを整えつつあります。

2. 画像生成AIの料金プラン一覧(2026年10月時点)

サービス主なプランと月額生成の上限(目安)無料で試せるか
MidjourneyBasic $10(約1,500円)/Standard $30(約4,500円)/Pro $60(約9,000円)/Mega $120(約18,000円)※年払いは20%引き高速生成の時間枠:Basic 月3.3時間、Standard 15時間、Pro 30時間、Mega 60時間。Standard以上は低速モードで画像が無制限Web・Discordでは無料トライアルなし(スマホアプリ「niji・journey」で限定的な試用のみ)
Adobe FireflyStandard 1,580円/Pro 3,180円/Pro Plus 6,600円/Premium 31,680円(税込・月々プラン)※Pro PlusとPremiumは2026年10月12日まで初年度割引あり画像の標準生成は全有料プランで無制限。動画・音声などのプレミアム機能用に月2,000/4,000/10,000/50,000クレジット無料でも毎日一定回数生成可(回数は非公開)
ChatGPT(画像生成)Go 1,400円($8)/Plus 3,000円($20)/Pro 16,800円〜(利用枠を3段階から選択)無料・Go・Plusは上限あり(具体的な回数は非公開)。Proは「高速かつ無制限」無料版でも回数制限つきで生成可
Google(Geminiアプリ/Nano Banana)Google AI Plus 725円/Pro 2,900円/Ultra 14,500円(Proの5倍枠)・32,000円(Proの20倍枠)使用量上限は無料版比でPlus 2倍、Pro 4倍。上位モデル「Nano Banana Pro」はAIプランで利用可無料版でも画像の生成・編集が可能
Canva(Canva AI)無料/Canvaプロ 1,180円(年11,800円)/Canvaビジネス 1,880円(年18,800円)※1人あたり月あたり、プロ:標準モデル最大2,000回・高品質最大200回・最高品質最大20回。ビジネス:その2倍。無料:標準200回・高品質20回無料版でも上限つきで利用可

出典(2026年10月5日確認):

3. 動画生成AIの料金プラン一覧(2026年10月時点)

サービス主なプランと月額生成の上限(目安)無料で試せるか
Google(Veo 3.1/Gemini Omni Flash)Google AI Plus 725円/Pro 2,900円/Ultra 14,500円・32,000円Google Flowのクレジット:Plus 月200、Pro 月1,000、Ultra 月10,000/25,000。ProはVeo 3.1 Liteの限定トライアル、UltraはVeo 3.1を利用可Omni FlashはFlowで全ユーザーが利用可(無料版は制限あり)
RunwayStandard $15(約2,250円)/Pro $35(約5,250円)/Max $95(約14,250円)※年払いなら$12/$28/$76月625/2,250/9,500クレジット。例:Gen-4.5は5秒あたり60クレジット(Standardで月約52秒分)無料プランは一度きり125クレジット
Kling AIStandard $8.80(約1,320円)/Pro $32.56(約4,880円)/Premier $80.96(約12,140円)/Ultra $159.99(約24,000円)※初月は割引価格あり月660/3,000/8,000/26,000クレジット。月間クレジットは繰り越し不可無料のBasicプランあり(商用利用不可・透かしあり)
Adobe Firefly(動画)画像の表と同じ(Standard 1,580円〜)5秒動画の目安:Standard 最大20本、Pro 最大40本、Pro Plus 最大100本無料でも毎日一定回数生成可
(参考)OpenAI Sora2026年4月26日で提供終了——

出典(2026年10月5日確認):

おすすめ!

動画生成は「1本あたりのクレジット消費」がモデル・秒数・解像度・音声の有無で大きく変わります。月額だけで比べず、「月に何本、何秒の動画をつくるか」から逆算するのがおすすめです。

4. 各サービスの特徴をひとことで

  • Midjourney:雰囲気のあるビジュアルやイメージカットが得意。無料プランがなく、標準では生成物が公開設定になる点に注意。
  • Adobe Firefly:自社モデルは許諾済み素材などで学習しており、「商用利用を前提に設計」とAdobeが説明しているのが強み。Photoshopなど普段のAdobe製品と連携しやすい。
  • ChatGPT:日本語で会話しながら「文字を少し大きく」「背景を青に」と修正を重ねやすい。文章作成と同じ画面で使えるのが便利。
  • Google(Gemini/Flow):画像のNano Banana、動画のVeoとOmni Flashをひとつの契約で使える。月725円からと始めやすい。
  • Canva:テンプレートと組み合わせて、SNS投稿やバナーを“完成品”まで仕上げやすい。デザインの専門知識がなくても扱いやすい。
  • Runway:カメラワークや動画編集の機能が充実。Gen-4.5のほか、KlingやSeedanceなど他社モデルも同じ画面で使える。
  • Kling AI:人物の自然な動きや表情に定評がある動画生成AI。料金はドル建てで、初月割引と2か月目以降の価格が異なります。

5. 商用利用・権利・ウォーターマークの比較

「商用利用OK」と書かれていても、条件はサービスごとに違います。2026年10月5日時点で各社の利用規約・ヘルプから確認できた内容をまとめました。

サービス商用利用生成物の権利目に見える透かし主な注意点
Midjourney有料プランで可利用者が所有(解約後も継続)目に見える透かしの説明はなし(ファイル内に、Midjourney製と確認できる識別タグが埋め込まれる)年間売上100万ドル超の企業はPro以上が必要。標準では公開・リミックス可能で、非公開(ステルス)はPro・Megaのみ
Adobe Firefly可(ベータ表示のない機能)利用者が所有(基本利用条件上、作成したコンテンツの権利と所有権は利用者が保持し、アドビは所有権を主張しない)目に見える透かしの説明はなし。AI生成を示すContent Credentials(来歴情報のメタデータ)が付く場合がある他社モデル(パートナーモデル)を選んだ場合、商用に適するかの判断は利用者の責任。Content Credentialsの削除・改変は禁止。知的財産の補償は対象の法人契約のみ
ChatGPT可利用者が所有(OpenAIが権利を譲渡)なし(C2PAとSynthIDを埋め込み)実在人物の同意のない肖像再現などは禁止
Google(Gemini/Flow)規約上の一律禁止はなしGoogleは所有権を主張しない星マークの透かしあり。日本の個人アカウントは設定でオフ可(仕事用・学校用アカウントは不可)透かしをオフにしてもSynthIDとC2PAは残る
Canva可(規約の範囲で自己責任)利用者が所有。ただしCanvaの素材を含む部分は素材ライセンスに従うAI生成物への透かしの説明はなし(無料版で有料のプレミアム素材を使うと、購入するまで透かしが表示される)。AI生成物に付いた出所情報やメタデータ(C2PAなど)の削除は規約で禁止AI音声は所有ではなく利用許諾のみ。AI生成物の著作権は国によって不明確とCanva自身が注意喚起
Runway可利用者が所有無料プランは透かしあり、有料で外せる入力や生成物がモデルの学習・改善に使われる場合がある
Kling AI有料会員のみ可適用法の範囲で利用者が所有(Klingは所有権を主張しない。ただしKlingにも生成物を利用する権利を許諾する)無料は透かしあり(除去禁止)、有料で外せるKlingと競合するサービスの開発・提供への利用は除外

どのサービスも共通して、「第三者の著作権・商標・肖像を侵害するものをつくらないこと」は利用者の責任としています。「有料プランに入ったから何に使っても大丈夫」ではない点を覚えておきましょう。

また、無料版や個人向けプランでは、入力した内容がAIの学習に使われる設定になっていることがあります。クライアントの未発表商品の写真などを入力する場合は、学習利用をオフにできるか、法人向けプランを使うべきかを事前に確認すると安心です。

6. 日本の著作権・肖像権で押さえたいこと

生成AIと著作権については、文化庁が「AIと著作権に関する考え方について」(2024年3月)と、その解説資料「AIと著作権に関するチェックリスト&ガイダンス」(2024年7月)を公開しています。ここでは、利用者として知っておきたいポイントだけを紹介します。法的な判断が必要な場合は、専門家にご相談ください。

  • AIでつくっても、侵害かどうかの判断は人が描いた場合と同じ:既存の作品と「似ている(類似性)」うえに、「その作品をもとにしている(依拠性)」と認められると、著作権侵害になり得るとされています。
  • 作品名やキャラクター名をプロンプトに入れるのは避ける:既存の作品名・キャラクター名などを入力すると、依拠性が認められやすくなる事情になり得ると説明されています。
  • 画風・作風が似ているだけなら、直ちに侵害ではない:アイデアレベルの類似は著作権の対象外とされていますが、具体的な表現が似ていれば別です。
  • 公開前に似た作品がないか確認し、記録を残す:チェックリストでは、生成物を使う前に既存作品と似ていないか確認することや、プロンプトや生成の経緯を残しておくことが望ましいとされています。

肖像権やパブリシティ権(有名人の名前や顔が持つ集客力に関する権利)は、法律の条文ではなく裁判例の積み重ねで認められてきたものです。実在の人物、とくに有名人に似せた人物を広告に使うのは、AIでつくった場合でも避けるのが無難です。

参考:

7. 広告に使うときの実務上の注意

AI生成のバナーや動画を広告として配信する場合は、ツールの規約に加えて「広告媒体のルール」と「広告表示の法律」も関わってきます。

広告媒体のAI表示ルール(確認できた範囲)

  • Meta(Facebook・Instagram):Metaの生成AI機能で作成・大幅編集した広告や、Photoshop・DALL-Eなど他社の生成AIツールで作成・編集されたと(C2PAなどのメタデータで)検知した広告に「AI情報」ラベルを自動で付けると説明しています。ラベルは多くの場合、広告の「…」メニューの「この広告について」から確認する形です。ヨーロッパ地域、カリフォルニア州、ニューヨーク州、インド、台湾など、AI表示の法律やガイドラインがある地域に配信する場合は、広告主が自主的に開示すると「広告」表示の横にラベルが表示されます。
  • TikTok:広告ポリシーでは、完全にAIで生成した、またはAIで大きく加工した画像・動画・音声を使う場合、TikTokのAI生成ラベルを付けるか、広告主自身の明確な注記・キャプション・透かし・ステッカーで開示することを条件にしています。明るさや色の調整、背景の削除などの軽い加工は対象外です。開示のないAI生成コンテンツが見つかった場合、広告は却下または制限されます。
  • Google広告:2026年7月から、AIで生成・編集した画像・動画アセットに広告主がAIラベルを設定できるようになりました。Googleの広告ツールで生成したアセットには自動でラベルが付き、他社ツールで作った素材は広告主が設定します。設定した広告は、「マイ アド センター」でAIの使用が表示されます。EU・インド・ニューヨーク向けのキャンペーンでは、広告そのものにもラベルが表示されます。

出典(2026年10月5日確認):

広告表示の法律(景品表示法など)

AIでつくった画像や動画でも、広告として出せば自社の「表示」です。消費者庁は、商品やサービスの品質を実際より著しく良く見せる表示を「優良誤認表示」として禁止しており、わざとでなく誤って表示した場合も対象になると説明しています。

とくに次のようなケースは注意が必要です。

  • 商品の色・量・大きさ・質感を、AIで実物よりよく見せている
  • 実際には撮影していない「使用前・使用後」の画像をAIで作っている
  • 実在しない「利用者」や「医師風の人物」をAIで作って推薦させている

美容・健康・医療分野は、景品表示法に加えて薬機法や医療広告ガイドラインなどの規制も関わります。AIの表現力が高いぶん、「つくれてしまう」表現のチェックがより重要になります。

参考:消費者庁「優良誤認とは」https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/representation_regulation/misleading_representation

8. 用途別のおすすめ

SNS投稿・ブログのアイキャッチ(まず試したい)

  • Canva:テンプレートに当てはめて完成まで一気に進めたい方に。
  • ChatGPT/Gemini:すでに契約していれば追加費用なしで試せます。日本語で細かく直したいときに便利です。

広告バナー(商用利用の安心感を重視)

  • Adobe Firefly(自社モデル):学習データの説明が明確で、Photoshopで仕上げまで行いやすい。他社モデルを選ぶ場合は条件の違いに注意しましょう。
  • Midjourney:イメージビジュアルの質を重視する場合に。売上規模によってはPro以上が必要な点と、公開設定に注意。

広告動画・ショート動画

  • Google AIプラン(Veo/Omni Flash):画像・動画・文章をまとめて使いたい方に。月2,900円のProから始めて、量が増えたらUltraを検討する流れが組みやすいです。
  • Runway:カメラワークや編集まで細かく調整したい方に。複数の動画モデルを使い比べたい場合にも向いています。
  • Kling AI:人物が動く・話すシーンが中心の動画に。料金はドル建てなので為替の影響も考えておきましょう。

本数が多くなりそうな場合は、まず1か月は低いプランで「1本あたり何クレジット使うか」を記録してから上位プランを選ぶと、無駄がありません。

9. 自分でつくるか、制作会社に頼むか

ここがポイント!

生成AIのおかげで、1枚の画像や数秒の動画は誰でもすぐにつくれるようになりました。一方で、広告として成果を出すには、AIでつくる前後の工程が欠かせません。

  • 誰に・何を伝えるかの設計:訴求の軸やコピー、構成(最初の数秒で何を見せるか)
  • 素材の組み合わせ:AI動画だけでなく、実写・商品写真・テロップ・ナレーションを組み合わせた仕上げ
  • 権利と表示のチェック:類似作品の確認、景品表示法や媒体ポリシーへの対応、AI表示の要否
  • 配信後の改善:複数パターンを出し分けて、反応のよい表現に寄せていく運用

「社内で試してみたが、広告として使える品質にならない」「AIは使いたいが、権利や表示のチェックが不安」という段階は、制作会社に相談するタイミングです。逆に、SNSの日常投稿やアイデア出しは、社内でAIを使うだけで十分なことも多いです。自社でやる部分と任せる部分を分けると、コストを抑えながら品質を保てます。

まとめ

2026年10月時点の画像・動画生成AIは、次のように整理できます。

  1. 画像はMidjourney・Adobe Firefly・ChatGPT・Gemini・Canva、動画はGoogle(Veo/Omni Flash)・Runway・Kling・Adobe Fireflyが主な選択肢。Soraは提供終了しています。
  2. 商用利用は多くのサービスで可能ですが、「有料プランのみ」「売上規模で条件あり」「他社モデルは自己責任」など条件が異なります。
  3. 広告で使うときは、媒体のAI表示ルールと景品表示法などの広告規制もあわせて確認が必要です。

料金やプランは今後も変わるため、契約前には公式ページで最新情報をご確認ください。「どのAIを使えばいいか分からない」「AIを取り入れた広告をつくりたい」という段階でも大丈夫です。目的の整理からお手伝いします。

ほかのAIと比べる → 目的別おすすめAI比較|料金プラン一覧(2026年版)

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