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職務経歴書が書けないときに、まず書き出したいこと。

#キャリア

文・編集 La plus

職務経歴書が書けない、書くことがないと手が止まったら、いきなり文章にせず材料を書き出すところから始めましょう。書き出したい4つの材料、普通の仕事の伝え方、応募先に合わせた選び方を解説します。

職務経歴書が書けない、書くことがないと手が止まったら、いきなり文章にせず材料を書き出すところから始めましょう。書き出したい4つの材料、普通の仕事の伝え方、応募先に合わせた選び方を解説します。

職務経歴書が書けない主な原因

職務経歴書を前にして手が止まってしまう理由は、人によって少しずつ違います。よくあるのは、最初からきれいな文章にしようとしている、特別な成果がないと思い込んでいる、何を書けば評価されるのかわからない、という3つです。

どれも能力の問題ではなく、作業の順番の問題であることがほとんどです。職務経歴書は、いきなり書類の形で書き始めるものではありません。先に材料を集め、次に応募先に合わせて選び、最後に文章へ整える。この順番に分けるだけで、手が動きやすくなります。

いきなり文章にせず、箇条書きで材料を集める

最初の段階では、文章の上手さは気にしなくて構いません。ノートやメモアプリに、思いつくまま箇条書きで書き出していきましょう。この時点では「これは書くほどのことではない」と自分で判断せず、とにかく量を出すことを優先します。

書き出すときは、勤務先や部署、担当した期間を時系列で並べるところから始めると、記憶をたどりやすくなります。異動やプロジェクトの切り替わりなど、仕事内容が変わったタイミングで区切っておくと、後で職務経歴の欄にそのまま使えます。

厚生労働省が運営するマイジョブ・カードのように、職務経歴やキャリアプランを整理するための公的なツールもあります。白紙からだと進まない人は、こうした様式を手がかりにするのもひとつの方法です。

職務経歴書のために書き出したい4つの材料

これまでの仕事ごとに、次の4つを書き出してみます。すべてを完璧に埋める必要はなく、思い出せる範囲で構いません。

  • 担当していた仕事(何を、誰に向けて、どのくらいの量や頻度で)
  • 工夫したこと・改善したこと(困っていたことに対して、何をしたか)
  • その結果(数字があれば数字で、なければ周りの反応や変化)
  • その経験から身についたこと(知識、スキル、仕事の進め方)

特に大切なのは、2つ目の「工夫したこと」です。同じ職種の人が同じ業務を担当していても、どこに課題を感じ、どう動いたかは人によって違います。ここに、その人らしさや仕事への姿勢が表れます。

職務経歴書に書くことがないと感じる「普通の仕事」の伝え方

「特別な成果がない」「ルーティンの仕事ばかりだった」と感じる人もいるかもしれません。でも、毎日のミスを減らした、問い合わせへの対応を早くした、後輩に仕事を教えた、手順書を作って誰でも作業できるようにした、といった日々の工夫は、十分にアピールできる内容です。

数字で示せる成果がない場合は、「前と後で何が変わったか」を書くと伝わりやすくなります。たとえば「作業手順を一覧にまとめ、新しく入った人が質問しなくても作業を進められるようにした」のように、変化を具体的に書けば、規模の大小にかかわらず仕事への向き合い方が伝わります。

材料がそろったら、応募先に合わせて選んで並べる

材料を集めたら、すべてを書く必要はありません。求人票や募集ページを読み、その仕事で求められていることに合わせて、関係の深い経験を選んで並べましょう。応募先が重視していそうな経験ほど、上のほうに具体的に書くのが基本です。

La plusはWeb制作やSNS運用の仕事で、フリーランスや副業の方と協力することがあり、プロフィールや実績の資料を拝見する機会があります。読む側として判断しやすいのは、担当した範囲と自分の役割がはっきり書かれている資料です。チームでの成果なら「全体の中で自分が何を担当したか」を一言添えるだけで、任せられる範囲がぐっとイメージしやすくなります。

職務経歴書も同じで、読み手が知りたいのは「この人に何を任せられるか」です。経験を並べるだけでなく、応募先でどう活かせるかを職務要約や自己PRで短く添えておきましょう。

  • 冒頭の職務要約だけで、経験の全体像が伝わるか
  • 応募先で求められている経験が、上のほうに書かれているか
  • 担当範囲と自分の役割が、チームの成果と区別して書かれているか
  • 履歴書と日付や社名の表記がずれていないか

提出前にこの4点を見直すだけでも、読み手にとっての読みやすさは大きく変わります。

生成AIで職務経歴書の下書きを作るときの注意点

集めた材料を生成AIに渡して、文章の下書きを作ってもらうのもひとつの方法です。箇条書きを読みやすい文章に整えたり、応募先に合わせた言い回しの候補を出したりするのは、生成AIが得意な作業です。

ただし、出てきた文章は必ず自分で読み直し、事実と違う表現や、実際より大きく見せる書き方がないかを確認してください。面接では書いた内容について質問されます。自分の言葉で説明できない内容は、書かないほうが安全です。また、勤務先の社外秘の情報や個人情報を入力しないよう注意しましょう。

まとめ:職務経歴書が書けないときは、材料の書き出しから

職務経歴書が書けないときは、きれいな文章を目指す前に、担当した仕事、工夫、結果、身についたことの4つを箇条書きで集めてみてください。普通の仕事にも、工夫と変化を書けば伝わる価値があります。材料がそろえば、応募先に合わせて選び、整えるだけです。

La plusでは、アスリートのキャリアや発信づくりのご相談も受け付けています。競技経験の言語化やプロフィールづくりで迷ったときも、気軽にご相談ください。

よくある質問

Q. 職務経歴書に書くことがない場合、空欄で出してもいいですか?

空欄のまま提出するのは避けましょう。担当した業務、工夫したこと、その結果や周りの反応を書き出すと、記載できる内容は見つかるものです。実績が少ない場合は、仕事への姿勢や学んでいることを自己PRで補うとよいでしょう。

Q. 数字で示せる実績がない場合はどう書けばいいですか?

数字がなくても、前と後で何が変わったかを具体的に書けば伝わります。ミスが減った、問い合わせへの対応が早くなった、後輩が一人で作業できるようになったなど、変化と自分の行動をセットで書いてみてください。

Q. 職務経歴書を生成AIに書いてもらうのは問題ありませんか?

下書きや表現の整理に使うことは可能ですが、内容は必ず自分で確認してください。事実と違う表現や誇張が含まれていないか、面接で自分の言葉で説明できるかを確かめることが大切です。社外秘の情報や個人情報は入力しないようにしましょう。

出典

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