LPとホームページの違いは、ページ数よりも「役割」にあります。それぞれが向いているケース、どちらか一方だけの場合に起きやすいこと、迷ったときの選び方と組み合わせ方を、制作会社の視点でわかりやすく解説します。
LPとホームページの違いは、ページ数よりも「役割」にあります。それぞれが向いているケース、どちらか一方だけの場合に起きやすいこと、迷ったときの選び方と組み合わせ方を、制作会社の視点でわかりやすく解説します。
LP(ランディングページ)とホームページの違いは「役割」にあります
LPとホームページは、どちらもWeb上のページという点では同じですが、役割が大きく異なります。ホームページは、会社やお店の全体像を伝える場所で、名刺や会社案内のような存在です。トップページ、サービス紹介、会社概要、お知らせ、問い合わせなど、複数のページで構成されるのが一般的です。
一方のLPは、ひとつの商品やサービス、キャンペーンに絞って、申し込みや問い合わせなど特定の行動につなげるためのページです。縦に長い1ページで完結することが多く、読み進めるうちに興味が高まり、最後に行動したくなる流れで構成されます。
集客の方法と更新の仕方のちがい
ホームページは、検索や紹介、名刺を見た人の確認など、さまざまな目的の人が訪れます。お知らせや実績を積み重ねていくことで、長く見つけてもらいやすくなります。LPは、広告やSNS、メールなどから特定の人を呼び込むことが多く、反応を見ながら文章や構成を改善したり、キャンペーンごとに作り替えたりする使い方が中心です。
LPが向いているケース
伝えたいことが一つに絞れていて、すぐに行動してほしい場合はLPが力を発揮します。
- 特定の商品やサービスを集中的に知ってもらい、申し込みを増やしたい
- 広告から人を集めて、問い合わせや資料請求につなげたい
- イベントやキャンペーン、募集など、期間が決まっている告知をしたい
- 新しいサービスの反応を、小さく試してみたい
たとえば、La plusが制作したライターン8期生募集LPでは、募集期間に合わせたカウントダウンや、オリジナルの応募フォーム、自動返信、応募内容の自動整理を組み込みました。期間と目的がはっきりしている募集は、LPの特長を活かしやすい典型的な例です。
LPは公開して終わりではなく、どこまで読まれているか、どのくらい申し込みにつながったかを見ながら、見出しや写真、ボタンの文言を改善していくことで力を発揮します。作る前に、誰が数字を確認し、どのくらいの頻度で見直すのかも決めておくと安心です。
ホームページが向いているケース
会社としての信頼を築きたい、伝えたい情報が複数ある、という場合はホームページが土台になります。
- 取引先や求職者に、会社として信頼してもらいたい
- 複数のサービスや、採用情報、会社情報をまとめて載せたい
- 検索から長く見つけてもらいたい
- お知らせや実績、試合結果などを継続して発信したい
スポーツチームや大会の公式サイトのように、試合日程や結果、ニュースを継続して届けたい場合も、更新しやすいホームページが向いています。
ホームページは情報量が多いぶん、ページごとの役割を決めておかないと、何を伝えたいサイトなのかがぼやけてしまいます。サービスごとのページから問い合わせへ進めるよう導線を設計しておくことも大切です。
LPだけ・ホームページだけの場合に起きやすいこと
制作の現場でよくあるのは、LPだけで集客を始めた結果、興味を持った人が会社名で検索したときに会社の情報が見つからず、不安を感じて離れてしまうケースです。特に法人向けのサービスや、金額の大きいサービスでは、会社概要や実績といった信頼の材料が求められます。
反対に、ホームページにすべてのサービスを並べているだけだと、広告から来た人が知りたい情報にたどり着くまでに迷ってしまうことがあります。特定のサービスを強く打ち出したいのに成果が出ない場合は、そのサービス専用のLPを用意すると改善につながることがあります。
迷ったときのLPとホームページの選び方
どちらを作るべきか迷ったら、次の3つの視点で考えると整理しやすくなります。
- 目的:今すぐ申し込みや問い合わせを増やしたいのか、会社の信頼の土台を整えたいのか
- 集客の方法:広告やSNSで人を呼び込むのか、検索や紹介で見つけてもらうのか
- 運用の体制:継続してお知らせや実績を更新できるのか、期間を区切って集中的に運用するのか
取引先や求職者から会社を確認されることが多いなら、まずはホームページから。特定のサービスの申し込みを短期間で増やしたいなら、LPから始めるのもひとつの方法です。
ホームページを土台にLPを追加する組み合わせ方
実際には、どちらか一方ではなく、ホームページを信頼の土台にして、必要に応じてLPを追加していく形がよく選ばれます。ホームページで会社の全体像や実績を伝え、LPでは特定のサービスやキャンペーンに絞って行動を促す、という役割分担です。
組み合わせるときは、LPからホームページの会社概要や実績へ移動できるリンクを置き、デザインの雰囲気もそろえておくと、同じ会社のページだと伝わりやすくなります。最初から両方を作る予算がない場合も、将来LPを追加しやすい構成でホームページを作っておくと、後の展開がスムーズです。
まとめ:LPとホームページの違いを知り、目的に合わせて選ぶ
LPはひとつの行動に集中するページ、ホームページは信頼の土台となるサイトです。どちらが正解ということはなく、目的、集客の方法、運用の体制によって選び方が変わります。
La plusでは、WebサイトとLPの両方の制作に対応しています。どちらから始めるべきか迷っている段階でも、目的を一緒に整理するところからご相談いただけます。
よくある質問
Q. LPとホームページ、どちらを先に作るべきですか?
目的によって変わります。広告などで特定のサービスの申し込みをすぐに増やしたいならLP、取引先や求職者に会社を確認されることが多いならホームページを先にするのがおすすめです。LPを先にする場合も、会社情報を確認できる場所は用意しておきましょう。
Q. LPだけで集客しても大丈夫ですか?
商品やキャンペーンによっては成果が出ることもあります。ただし、法人向けや金額の大きいサービスでは、会社概要や実績を確認できないと不安を持たれやすくなります。LPの中に会社情報を載せる、簡単なホームページを用意するなどの工夫がおすすめです。
Q. LPは検索から見つけてもらえますか?
見つけてもらえることもありますが、1ページに情報を絞るLPは、検索で幅広い言葉から見つけてもらうことにはあまり向いていません。広告やSNS、メールなどから人を呼び込む使い方が中心になります。検索からの集客を重視するならホームページの充実が向いています。
